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初年次セミナーⅠ

ー新入生合宿研修を中心にー

(比治山ベーシック科目 1年前期)

​ 担当:子ども発達教育学科専任教員14名全員

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-「はじめの おおきな おおきな だいいっぽ」は、からまつ学寮から-

 子ども発達教育学科は、平成21年開設以来からまつ学寮での新入生合宿研修を続けています。4月中旬の1泊2日、新1年生80名、教員14名、2・3年生フェロー25名、および4年生特別フェロー8名の総勢130名で実施します。

 子ども発達教育学科では「未来に輝く子ども」のサポーター、主に小学校教員・幼稚園教員・保育士を育てます。子どものサポーターとしての専門知識や実践力を身に付け、免許・資格を取得し、採用試験・面接をクリアーするには、高い志しと意欲、仲間との支え合い、学生と教員との信頼関係が不可欠です。そのためには「はじめの第一歩」を着実に踏み出すことこそ重要なステップだと考えています。入学直後の新入生合宿研修は学科にとって大切な行事なのです。

《目的》

新入生同士および上級生、教員との交流を通じて、スムーズな学生生活への導入を図るとともに、子どものサポーターとしての資質の涵養を図る。

《目標》

1.1年生相互、関係の教職員との交流を図る。

2.子どもの指導・支援者に必要な基本的生活習慣を身に付ける。

3.4年生をはじめとする先輩との交流を通して、大学での学びや生活の見通しをもつ。

 広島からバスで到着。自然に恵まれた小高い山にたたずむ元小学校の跡地。山や木々に囲まれ、古い校舎に見守られ、学科の学びが始まります。

 合宿の運営や1年生への指示・説明は、2・3年生フェローが行います。1年生は6~7人のグループに編成され、1グループに2名の専属フェローが付きます。フォークダンス、ラジオ体操、そして飯盒炊さんもフェローの指導のもとグループで行います。

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《主なプログラム》

1日目】

◯入寮式・開講式  ◯フォークダンス・ラジオ体操・集団行動◯チューターグループ内交流

◯夕べのつどい ◯飯盒炊さん  ◯4年生による講話と交流

2日目】 

◯朝のつどい  ◯ドッジボール・ふれあいゲーム  ◯閉講式・退寮式

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  1日目の夜、4年生の講話、という特別プログラムがあります。学科での学びに関わる話を、4年生が自らの言葉で語ります。教員・保育者を志した動機、学生生活や学修の振り返り、1年生へのアドバイス、実習、ボランティア、採用試験。

4年生の語りに1年生は熱心に耳を傾け、これからの自分をイメージしていきます。次に1年生が素朴な問いを投げかけます。「どんな勉強をしたら?」「サークルやアルバイトとの両立は?」問いに4年生は先輩らしく優しく応えます。

「4年生もいつの間にか、こんなにたくましくなった」わたしたち教員の顔から思わず笑みがこぼれる瞬間です。

  2日目は、1年生の表情が、変化しています。安心して学科での生活を見通している表情です。ドッジボールやふれあいゲームで、さらに絆を深めます。最後に閉講式・退寮式。

 先輩フェローたちが1年生たちの憧れの存在になっていました。からまつ学寮で踏み出した「おおきな おおきな だいいっぽ」。次の日から、本格的な「未来に輝く子ども」のサポーターへの道が始まります。

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