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子どもの理解の方法

(教育学・心理学系科目 2年前期)

​   担当:中村 孝

 この授業は,保育者・教育者として「子どもを理解する」ために,理論的講義と実践演習を行います。2年生の前期開講科目のため,まだ学生たちは実習未経験。専門的に忙しくなる後期以降を見据えて,学科内で支い合える仲間づくりも意図しています。そこで,この授業のウリは大きく3点!『話し合い』『認め合い』『助け合い』です。

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図1:事例理解の話し合い
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図2:楽しく真剣に
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図3:思考が格段に増えた

 1『話し合い』:この授業では様々な事例を取り上げ,まず個人で”なぜか”考えます。ただ,一人ではどう考えていいか浮かばない,なかなか考えが広がらない。そこで次に,グループで『話し合い』ます(図1)。グループの活動に慣れ,学生たちは,だんだんと自由な発想を出せるようになります(図2,図3)。

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図4:レポートにコメント
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図5:相互評価は秘密裏に
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図6:授業中に評価もする

 2『認め合い』:『話し合い』を取り入れると良い発言や行動,協力や支援などが増えてきます(図4)。それをそのままにしては勿体無い!そこで,相手の良いところを記す『認め合い』の相互評価を毎回授業後にネットで行います(図5のような課題も紙媒体で行います。教師もします[図6])。これが意欲や関係性の向上につながります。

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図7:情報収集が真剣に
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図8:協力型ディベート
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図9:班発表では協力して

 3『助け合い』:学生同士の関係性が深まってくると,協力せざるを得ない環境を作ったり(図7),チーム分けして強力型のディベートを実施したりします(図8)。相手の立場に立って考え説明でき,自然と仲間を支援できるようになります(図9)。

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