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理科教育法

(教科教育系科目 3年前期)

​   担当:鹿江宏明

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「なぜ理科が苦手になるのか?」

​ 幼児期の子どもや,小学校低学年の子ども達は,自然が大好きです。自然は,子ども達にとって最高の遊び友達です。でも,私たちの多くは「理科」が苦手です。それはなぜでしょう? 私たちは,いつ,どのようにして,理科が苦手になったのでしょうか?

 この授業では「理科を学ぶ仕組み」を学習論からアプローチします。すると,理科が苦手になるポイントが多数みつかります。多くの子どもたちは,理科を「暗記しよう」としますが,理科は「暗記」ではなく,いくつかの情報を結びつけ「概念」をつくっていく考え方が「学びの中心」となります。このような「科学的思考」を育成することが,理科の大きな目標です。

 理科教育法では,自分たちの「理科が苦手になった」体験を振り返りながら,自らを教材にし科学的思考をはたらかせながら,小学校理科室での適切な指導法を探っていきます。

 なお,この授業は全員で「考える」「気づく」「発表する」「整理する」を体験しながら,新しい理科授業のあり方を創ります。授業後半は自分のPCを持ち込み,Google Classroom によるネットワークを活用した授業が展開されています。

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