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教職入門

(基本科目 1年前期)

​   担当:酒井研作

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 「小学校の先生になりたい!!」

 そんな熱い志をもって子ども発達教育学科に入学してきた学生たち。入学直後、1年次の4月から本物の先生になるため、4年間の学びが始まります。この授業は、その第一歩となる授業です。

 「先生」という存在は、子どもたちにとって、家族以外で最も身近にいる大人です。高校生の皆さんも、これまで様々な先生と出会ってきたと思いますし、中には、憧れの先生がいたりして、「あんな先生になりたい」と教職を志した人もいるかもしれません。このように、とても身近な職業である「先生」ですが、ふと考えてみると、私たちはどれくらい「先生」という仕事を理解しているでしょうか?

 この授業は、「先生になりたい」と考えている皆さんが、あらためて「先生ってどんな仕事?」ということを学ぶ授業です。具体的には、教師に求められる資質能力、教師になるための免許制度と必要な学習、教師の採用や研修について、教師の職務内容など様々な観点から「先生」という存在を考え直します。今年は、近年、社会問題となっている「子どもの貧困」と関連付けて「社会から求められる小学校教師の役割は何だろう?」というテーマで議論しましたし、昨今話題の教員の「働き方改革」についても取り上げました。

 この授業をとおして、自分なりの「目指す教師像」が明確になり、その実現に向けてどんな努力が必要か、見通しを持って大学生活4年間を送ることができるようになることを期待しています。

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